先日弘前市の重要文化財東照宮本殿
保存修理現場の一般公開へ参加してきました
一般市民100人あまりが思い思いにカメラを手に
そして案内人の人の話に耳を傾けていました。
昭和28年に屋根を亜鉛鉄板に葺き替えられ
昭和46年にこけら葺き(厚さ3ミリの柾目の薄い板を張り付ける工法)に
復元し、今回で42年の歳月が過ぎ、改修に至っているとの事。
その現場を直に見られるなんて
テンションが上がり少し早めに会場入り
さっそく足場の上に上がらせていただいて
説明を聞かせ頂きまして
屋根の曲線美に思わず見とれてしまいました。
400百年前の懸魚(破風に飾られている魚の尾を逆さにしたような彫刻)
こんなに直に彫刻の隅々まで見られて思わず パチリ
材質は県産材でもあるヒバ
屋根材はサワラの柾板
施工されている職人さんたちはまだお若くて
このように次世代へ技術が伝承され
これから50年近く
生き続けることでしょう