現場レポート

先日ケアマネージャー様より連絡があり

現場を訪問してきたところ

本人は退院したばかりで、ベットで横になっていました。

家族の人からお話を聞いたところ

本人が「トイレ内まで車いすで移動したい」　との事で

トイレの入り口ドアの開口寸法を確認し、車いすの寸法を確認したところ

自走式の車いすは５５センチありました。両手で操作のためには、両側１０センチは欲しいところ

そうしたら７５センチは必要な計算で。

現在の開口寸法は５２センチあり、車いすで中まで入るとしたら

大規模な改修になることが予想されました。

そのことの打ち合わせで再度訪問した時でした、

本人が車いすで居間でＴＶを観ていました。

そして状態を聞いているうちに

トイレまで車いすで移動してくれて

そうしたら車いすを止めて、自分で壁に手をつきドアを開けて

トイレ内へ移動してくれました。

私は本人の状態の良さに驚かされて、思わず

「お母さん掴まる所あれば一人で行けるね！」　と

本人「ここと、ここと、ここに掴まる所があれば一人で行けるよ」　とさりげなく答えてくれた。

「それからお風呂にも欲しいね！」　と本人

トイレドアの寸法と

開口寸法を確認して・・・・

車いすを止めて、ドアを開くスペースが必要なので、

入り口壁面にＩ型手すりを少し長めに設置しました。

トイレ内には左側にＩ型柱タイプの手すりと

便器へ移動の際に窓側壁面にＩ型手すりを設置しました。

浴室にも

出入り口と洗い場にＩ型手すりを設置して

ゆっくりと一人で移動してくれました。

先日ケアマネージャー様よりご紹介頂き

お伺いしてきました。

トイレ前の壁面に掴まるところがなくて・・・・

トイレ内にはＩ型縦手すりが設置してありましたが、

そこまで、移動するときにふらつき転倒の危険がありました。

そして

手すりを取り付けにお伺えしたところ

ご本人は何だか、ＴＶにくぎ付け状態。

そしてＴＶの隣には１０本位のＤＶＤが山積みに。

手すりの高さを確認するためにお声をかけたところ、

ＤＶＤを一時停止してトイレまで来てくれました。

そして高さを確認して、

手すり設置開始！

トイレ前の壁面にトイレ扉のぎりぎりまで

Ｉ型横手すりを設置して

トイレ内には既存のＩ型縦手すりに、Ｉ型横手すりを接続設置して

移動と便器からの立ち上がり動作が安定しますね。

　そして　完成！

出来栄えを確認にご本人にお声をお掛けしたところ

夢中に観ていたＤＶＤをまた一時停止して、

トイレへ移動してくれました。

そして・・・

「いいなあー」

「手すりのおかげだな」　と　御本人

そしてまた自分の席へ戻り夢中で画面にかじりついて観ていました。

最後に気になり、

「何を観ているんですか？」　と質問すると

なんと　「韓流ドラマ」　と　答えてくれました。

一人暮らしで元気で

一人でトイレに行けるんだけれど・・・

「でも、てすりっこあればいいなー」

　　　寝室前の壁面

ホール（寝室前）

トイレの写真です

そこで各所に手すりを設置してきました。

これで安心して暮らせます。

先日ケアマネジャー様より連絡がありまして、

現場を拝見させていただきました。

トイレの写真です。

玄関・浴室の写真です。

トイレの隣に寝室があり、毎日の動線となっていましたが

掴まるところが無く、とても危険な状態でした。

またトイレ・浴室の立ち上がり動作時と

扉の開閉時が心配でした。

浴室の写真です。

それで、各所に手すりを設置してきました。

トイレの壁面には立ち上がりのサポートとして、

両側の壁面にＬ型手すりを設置。

浴室の扉の出入りにＩ型手すりを設置

すると寝室からご本人が出てきて・・・

「いいなあー　」（にやり）　と

玄関の上がり框の壁面にはＲの手すりを設置して

安心して外出できますね。

先日「浴室扉の段差が心配で」　とご相談がありました。

浴室扉の段差が２５センチほど

毎日大変です　と奥様

改修前の写真です。

浴室内部より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

脱衣場より

改修後の写真です。

段差も解消して、脱衣室の床もリフレッシュ！

浴室の浴槽の出入りに手すりを２本も取り付けして

快適に入浴できますね。